「フリーランスで仕事を始めた私の会計日記」という本を読みましたので感想と口コミ等を披露します。
目次
第1章 準備編:フリーランスへの助走(4月~7月)
第2章 スタート編:日々のお金との格闘(7月~9月)
第3章 活動編:そろそろ会計らしく?(10月~12月)
第4章 申告編:収入を申告しよう!(1月~3月)
第5章 継続編:開業2年目を迎えて(4月~6月)
感想
私は個人事業主として会計は3年以上やっておりますが、「フリーランス」と「会計日記」というタイトルに引かれ、読んでみました。
まず、「フリーランス」ということばですが、フリーランスとは、「特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。」(ウィキペディア)
著者は今まで会社の一社員として行っていた仕事を独立して直接、企業等から仕事の依頼を受け、個人事業主として事業を行っています。
タイトルは「会計日記」となっているのですが、内容的には「フリーランス1年目(1年生)の日記」であり、「日記」というよりは覚書的なものです。
フリーランス1年生としての気づきが書かれているのでこれからフリーランスとして事業を行う方には多少は参考になるかと思います。
ただ、公認会計士が監修したとうたっている割には会計の内容に乏しく、中途半端な情報が多いです。
「会計」を期待して読むとがっかりすることになると思います。
本の内容
◇著者:石井理佳
オフィスISHII代表、研修講師、CSコンサルタント。
◇監修:五十嵐明彦
公認会計士
◇内容:フリーランスになったはいいものの、会計の知識なんて全然ないよ。フリーで生き残るためのお金のこと、ゼロからのスタートで知っておきたい会計知識をまとめ読み!フリーになった今こそ、マジメに会計を勉強してみよう。(「BOOK」データベースより)
◇単行本(ソフトカバー): 175ページ
◇出版社: 明日香出版社 (2009/10/20)
口コミ
2009年の発売から5年経っているわけですが、Amazon口コミレビューは僅か1件で、星5つです。「フリーランスの税金について最初の一歩を助けてくれる本」とあります。