「1万円起業」という本を読みましたので感想と口コミ等を披露します。
「片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法」、「自分が起業していることさえ知らなかったんです!」という魅力的な言葉も表紙に記載されてあります。さて、中身は?

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目次

●第1部 気がつけば、起業家
第1章 自分を再発見しよう
第2章 「魚」を与えよ!
第3章 情熱だけでは成功しない
第4章 ノマド起業の真実
第5章 顧客の年齢層を調べるな

●第2部 さあ、街で売ろう
第6章 ビジネスプランはA4用紙1枚に
第7章 断れないオファー
第8章 本日発売!
第9章 売り込みは穏やかに
第10章 儲かり続けなければ仕事じゃない

●第3部 利益を増やす次の一手
第11章 収入を倍増させる微調整(ツイーク)
第12章 自分をフランチャイズしよう
第13章 大きくなるのはいいこと?
第14章 あなたはもう、いちばんの専門家!

感想

著者が外国人の場合、日本とは環境、文化等が違う為、参考にならないことが多く、それに気付いてから、外国人が著者の本は読んでいませんでした。

しかし、今回、「1万円起業」というタイトルにつられ、久しぶりに読んだのですが、「やっぱり」という感想です。

この本で取り上げれれて入るビジネスモデルの大半は「ネットで情報等を売る」というものです。

英語ができれば世界を相手にできるわけすが、日本人の場合、まず、ここがネックになります。

そして、ネットで情報を買うという行為は日本では今のところなじまないのではと思います。

「情報商材」というものがありますが、詐欺まがいのものが多く、また、日本では一般的ではないといえます。

さらに、「1万円起業」とタイトルにあるのですが、「1万円でできる起業」が紹介されていると思って読むと裏切られます。

本の中には「1万円起業」という言葉が思い出したように出てきますが、「1万円起業」の話はごく一部です。

のっけから「マットレス屋」の話が紹介されているのですが、マットレスの仕入れは1万円どころではないでしょう。
さらに、倉庫を借りる費用も必要です。

本の内容からタイトルを付けるとすると「ネット起業のすすめ」といったところでしょうか。

「起業」そのものに関心がある初心者には夢を与える内容だと思いますが、日本では特に実現は難しいのではと思います。

Amazonのクチコミレビューでは概ね好評です。

本の内容

◇著者:クリス・ギレボー (本田直之 監訳)
◇内容:気がつけば、あなたも起業家!
貯金はいらない。会社を辞めなくても始められる。主婦の方にも向いている ……誰でもきょうからできる、手軽な方法です(Amazonより)
◇単行本(ソフトカバー): 272ページ
◇出版社: 飛鳥新社 (2013/9/11)

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