「株式投資の基本が学ぶ」という本を読みましたので感想を披露します。
タイトルの前に「2時間で丸わかり」とあるので、実際はどうだったのでしょうか?

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2時間で丸わかり

「基本」、「2時間で丸わかり」という言葉から易しい内容を創造していたのですが、実際は投資の専門用語の説明が大半なんで、非常に読みにくいです。

私は「2時間で丸わかり」というわけにはいきませんでした。

表紙の説明には、
「株価の動きがつかめる!
プロの行動が全部わかる!
何を見るか? どう読むか?
●金融マンで経験の浅い人
●株式投資でよりも儲けたい人
●560のキーワードでスピード理解」
とあるのですが、株価の動向を判断する指標が色々と紹介されているのですが、沢山あって、とても素人には結局、何を見ればいいのか、さっぱりと分からない内容です。

「基本」と言う言葉から株の初心者用かと勝手に想像していたのですが、これは私の勘違いだったようです。

よくよく見れば本の表紙にこの本の対象者が明記されていたのでした。

ただ、このタイトルだけを見ると誤解をうけると言わざるを得ません。
タイトルを「株の用語説明書」とした方が本の内容としっくりいくかと思います。

本の情報

「2時間で丸わかり 株式投資の基本を学ぶ」
出版社: かんき出版 (2013/11/20)
著者:花岡 幸子(大和証券 投資戦略部)

目次

序章 世の中の動きが、経済そして株価を動かす
1.世の中の出来事が経済に影響する
2.身近な変化から株価の動きを読む

1章 株式の仕組みと株式投資の始め方
1.株式の仕組みと投資の基礎
2.株式投資の目的と株主の権利

2章 投資家と証券取引所の動向
1.投資家の種類と特徴
2.証券取引所の種類と特徴

3章 株価変動の原因と読み方
1.チャートは投資家心理から相場の展開を示す
2.テクニカル指標は統計から相場の展開を示す
3.企業業績、景気、為替が株価を動かす
4.世界各国の”事情”が株価を動かす

4章 株価を動かす政策・経済指標
1.中央銀行の政策からマーケットの動きを読む
2.経済動向からマーケットの動きを読む
3.雇用と失業の両面から経営状態を読む
4.貿易統計から商品別の動きまでわかる
5.企業動向は生産・設備投資で決まる
6.消費を家計レベルで敏感に感じ取る
7.住宅・地価で消費の行方をおさえる
8.物価から景気の動きを先読みする

5章 企業の株価を判断する指標
1.財務データで個別企業の力をみる
2.財務諸表で企業の実力をみる
3.企業の成長性・収益力を分析する
4.企業の体力を分析する
5.企業の効率性・生産性を分析する
6.株価・株主還元に関する指標を読む

6章 金融商品の特徴と運用
1.投資信託は資金を専門家が運用する
2.外貨で運用する金融商品・サービスを利用する
3.安心でおまかせの商品

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