東京株式市場(2014/1/29)は、トルコの利上げで新興国の通貨不安が落ち着くとの見方から幅広い銘柄が買われ、日経平均株価が一時340円値上がりした。
午後1時では前日終値より308円高い1万5289円となり、米国の量的緩和縮小の影響によるトルコやアルゼンチンの通過不安をきっかけに、世界的な株安が続いていたが、いったん沈静化しそうだ。

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東京証券取引第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、胴26ポイント高い1250となった。

トルコの利上げ

トルコ中央銀行は1月28日に臨時会合を開き、翌日物貸出金利を7.75%から12%にするなど、政策金利を大幅に引き上げた。

通貨リラが急落していたことから、これ以上の下落を防ぐが狙い。

ニューヨーク株式市場

1月28日のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均が6営業日ぶりに上昇。

終値は前日より90ポイント高い1万5928ドル。

ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より14ポイント高い4097で取引を終えた。

米国の個人消費関連の経済指標が市場の予想を上回ったことも、買い注文を集めた。

東京株式市場の高騰の理由

東京株式市場の高騰は、前日まで4営業日連続で日経平均が計850円近く下げていた反動もある。

米連邦準備示度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えているが、大手証券は「量的緩和が縮小されても、日本株が買い戻される流れは変わらない」とみている。
(朝日新聞2014/1/29記事より)

東京株式市場とは?

株式会社東京証券取引所(とうきょうしょうけんとりひきじょ)は、日本最大の金融商品取引所である。略称は「東証(とうしょう)」。

株式市場として上場基準の異なる市場第一部及び市場第二部並びに新興企業向けのマザーズ、及び2013年7月16日に行われた現物市場統合によって大阪証券取引所より移管されたジャスダックがあり、この外に公社債市場が開かれている。
(Wikipediaより)

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